超入門・サーバー構築勉強会 in ConoHa #000 新パネル編

超入門・サーバー構築勉強会 in ConoHa #000

MyDNS.JPユーザー会

***準備***
お持ちくださいましたノートPCをインターネットが繋がる環境まで
ご準備ください

有線LANの方:
お近くのスイッチにLANケーブルを繋げてください

無線LANの方:
掲示されている情報に従い設定をお願いします

※DHCPで自動接続となります

SSH接続できる環境をご準備ください
WindowsPCの方:
あらかじめSSHクライアントソフトをインストールしておいてください
Tera Term – 窓の森(teraterm-4.86.exeダウンロード)

MacOSの方:
「Finder」→「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ターミナル」

「ターミナル」からSSH接続できますので
特に何もインストールする必要はありません

ssh(サーバーIPv4アドレス) -l(一般ユーザーID)

※Linuxクライアントからもターミナルから同様のコマンドでSSH接続します

ConoHaアカウントをお持ちでない方
こちらからアカウントを発行してください

ConoHa登録 クーポン入手用

メールアドレス・パスワードを入力していただき
ConoHaをはじめるをクリックしてください

続きまして、コントロールパネルにログインするをクリックしてください
今、入力いただいたログイン情報でログインしてください

ログイン後は、画面の指示にしたがって
下記登録をお願いします

・電話番号の認証
 電話/SMS認証
 SMS認証 選択
 
 お手持ちの携帯に着信されましたら
 認証コードを入力してくだい

・お客様情報の登録
 画面に従い入力ください

・お支払い情報の登録
 クレジットカードをご選択いただき
 カード情報の入力をお願いします

この時点でクーポンが付与されます
コントロールパネル右上のメールアドレスをクリックしていただき
クーポンを選択してください

1000円分のクーポンが登録されているかご確認ください

※VPS利用料は登録されたクーポンから優先してお支払いとなります

VPSは下記タイプをご選択ください
「サーバー追加」から
1.プラン
 タイプ VPS
 リージョン 東京
 メモリ 1GB

2.イメージ
 イメージタイプ OS
 バージョン 7.1(64bit)
 rootパスワード ※
 ※お手元のメモに任意のパスワード(記号、大文字、小文字、数字)を
 ご記入いただき、入力をお願いします
  例 @MyDNSJP000

3.オプション
 全てそのままで、以下のようになっているか確認してください

VPS メモリ1GB CPU2Core SSD50GB 900円/月
 

これでVPSがクーポン利用により、
1ヶ月間無料で使えるようになりました

当勉強会はこのConoHa-VPSを使って行います

なお、勉強会終了後も1ヶ月間は引き続きご利用になれますので
必要に応じて復習なさってください。

また 1ヶ月を超えて、引き続きご利用なされたい方は
そのままカード決済などにてご利用ください

利用を中止したい場合、サーバーを削除していただくか
ConoHa退会処理のお手続きをお願いします

以上、ここまでの準備をお願いします

***タイムテーブル***
・13:30 – 14:00 開場 各自ノートPCの準備 概要説明
・14:00 – 16:00 サーバー構築勉強会 (適時休憩を取ります)
・16:00 – 16:30 閉場 各自撤収

***注意事項***
・飲食はできませんが、フタ付きのソフトドリンク類や水筒などは持込可能です
・席順は決まっておりませんが、混み合いましたら席のお詰め合わせをお願いします
・携帯電話等、音のなるものはマナーモードへ切り替えをお願いします
・無料で会場をお借りしていますので、目的以外の立入や行動などはご遠慮ください
・会場の絵画等にはお手を触れないようお願いいたします。(※警報が作動します)
・全館禁煙となっております
・急用などで途中辞退は可能ですが、会場への再入場はできませんのでご注意ください

***サーバー構築勉強会内容***
1)VPSからCentOS7の確認
2)超入門 vi操作
3)超入門 ネットワーク設定
4)超入門 DNSサーバーの役割・インターネットが繋がる仕組み
5)超入門 OpenSSH(Tera Term)
6)超入門 コマンド ファイル属性 リダイレクション
7)超入門 webサーバー Apache
8)最後に

それでは、ここから「超入門・サーバー構築勉強会 in ConoHa #000」を始めましょう

1)VPSからCentOS7の確認

それではConoHaコントロールパネルへアクセスします
https://www.conoha.jp/login/

CentOS7を確認していきます

左メニューの「サーバー」を選択してください
サーバーリストの中から
VPSのネームタグをクリックしてください

では、1つずつ確認していきましょう

上部の各ボタンが大元の操作となります
起動、停止と言ったマシン自体のボタンに相当する部分だったり
モニターに相当するコンソールボタンだったり

その下のリソース
CPUのリソースになります

続きましてネットワーク情報
サーバー自体のIPアドレスだったり
VPS側のゲートウェイだったり
あるいは、参照するDNSサーバーのアドレスだったり

サーバーを運用する上で、重要になる部分です

最後にVPS設定です
ここは、ざっと確認するだけで良いです

では、VPSを起動させましょう
上部ボタンより起動ボタンをクリックしてください
※起動ボタンが押せない場合、すでに起動済みとなります

続きまして
コンソールボタンをクリックしてください

コンソール要求画面
こちらがいわゆるVNC接続(Virtual Network Computing)による
コンソールとなります

login:
が確認できますでしょうか

まずはrootでログインします
先ほど設定(メモ)しましたrootユーザーでログインしてください

login: root
password: ※メモしたパスワードを入力してください

[root@…]#
このように変わったのが確認できますでしょうか

2)超入門 vi操作
それでは、これからVPSに対して様々な設定をかけていきますが
その前に、まずはCUIの練習を兼ねながら
Linuxの基本的エディタである「vi」について学んでいきましょう

超入門 vi操作

3)超入門 ネットワーク設定

rootユーザーでログインしてますので
[…@…]#
このような入力まちとなっています。

まずはネットワークの設定をしないとサーバーとして役に立たないので
コンソール画面からネットワークの設定をしていきます

と言っても、ConoHa-VPSはこの時点でネットワーク設定済となっていますので
設定方法を確認しながら操作してみましょう

超入門 ネットワーク設定 コマンド実行編

4)超入門 DNSサーバーの役割・インターネットが繋がる仕組み
サーバーを構築する上で、どうしても知って置きたい基本中の基本が
DNSサーバーの役割

ここでは、PC同士が通信しあう仕組みについて
DNSサーバーの役割を確認しながら
インターネットが繋がる仕組みについて勉強しましょう

超入門 DNSサーバーの役割・インターネットが繋がる仕組み

5)超入門 OpenSSH(Tera Term)
いよいよ、遠隔操作による本格的な設定を始めていきます

超入門 OpenSSH

では、Tera Termを起動して
VPSに対してリモートログインしてみましょう

※MacOSの方 「Finder」→「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ターミナル」

一般ユーザーでログインできましたら
rootでログインします

ユーザーを切り替えるコマンドは

$ su ユーザー名

ユーザー名を省略するとrootへログインします

つまり

$ su
パスワード 入力

これでrootユーザーになります
コンソールが「#」に変わっているのが確認できますでしょうか

[ユーザー名@ホスト名]#

さあ、いよいよ設定が始まりますよ

6)超入門 コマンド ファイル属性 リダイレクション

もう、みなさんはLinuxの主要操作である
・vi
・ネットワーク設定
・SSH
とマスターしてきました

あとは、様々なコマンドとサービスを必要に応じて学んでいけば
どんどん技術が向上していくでしょう

ここでは、基本的なコマンドをいくつか説明します
まずは、これらコマンドを憶えていけば
どんどんと設定ができるかと思います

超入門 コマンド ファイル属性 リダイレクション

いかがでしたか?
もう、Linuxなんて余裕ではないでしょうか

7)超入門 webサーバー Apache
では、いよいよwebサーバーの設定をしていきます

webサービスでは昨今様々なパッケージが登場しておりますが
この勉強会はまず基本を体得していただきたいと言う趣旨から
基本中の基本である「Apache」について勉強していきます

ただし、Apacheにも実に様々な機能が用意されていますが
まずはサーバーがきちんと作動し
それを外部から閲覧できる環境を構築していきます

超入門 webサーバー設定

いかがでしたか?
ここまでくれば、かなりサーバー構築の要領は
理解できたのではないでしょうか

OSのインストール
ネットワーク設定・確認
サービスのインストール、設定・確認
ファイヤーウォールの設定・確認

8)最後に
本日、勉強したLinuxの範囲は、導入の中の導入部分です

viにしてもSSHにしても
またApacheにしても、
設定方法や操作方法は特定の部分しか勉強していません

サービスはこの他にもメールサーバーであったり、
データーサーバーであったり、
あるいはWordPressに代表されるCMSサーバーだったり、
実に様々なサービスがあります

また、これらサービスの組み合わせによって存在するものもありますし、
実に多岐に渡っています

これら実際の仕組みや設定方法を勉強していくのはもちろんですが、
サービス開始後のセキュリティについても
知らないといけない事が多く存在します

サーバーは外部に公開するものです

外部に公開するということは、家のカギをかけない状態です
(カギがかかっていると、中のサービスは使えませんけど)

だからこそ、誰がいつどんな目的でやってきたかの
監視が必要になるでしょう

ログの見方を勉強しなければいけません

また不必要なポートは閉じる、
不必要なサービスは稼働させない

などなどといろいろあります。

最初から、これらすべてを把握するのは
結構大変なことです。

でも、やろうとするサービスをまず決め
それに対して必要な部分だけを勉強することは
案外簡単ですよね

そうしたことの積み重ねで
だんだんとサーバー構築と言うものが
安全で確かなものとして構築出来ていくと思います。

確固たるサーバー構築は、まぎれまなく技術です

こうした技術を提供することで
対価をいただけるようになったら
もっと面白いでしょうね

MyDNS.JPユーザー会では
より安全に、より確実に、
こうした技術を皆さんで勉強していくため、
今後も様々なイベントを企画する予定です

またどこかの機会で
再び皆さんと一緒に勉強が出来る日を楽しみにしております

ConoHa-VPSでもう一度復習されたい方に

今お使いになったVPSはサーバーリストより
再構築することが可能です

ConoHa-VPSがシャットダウンの状態で
サーバー再構築ボタンをクリックしてください

再構築イメージを確認し、サーバー再構築ボタンで再構築となります

ConoHa-VPSが再構築できましたら、当オンラインマニュアル
超入門・サーバー構築勉強会 in ConoHa #000 新パネル編を開いていただくことで
いつでもどこでも復習が可能になります。

ご自身でさらに勉強していただき
新しいサーバー構築に挑戦されるのも良いでしょう

では、みなさん頑張ってください

ご清聴ありがとうございました

本日はアンケートをご用意しております。

ご記入いただき、周りを片付けていただいて
各自撤収となります。

本日は、ありがとうございました

MyDNS.JPユーザー会
代表